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天龍が無謀決断 引退試合は「オカダとシングル決着戦」
2015年08月29日 10時00分

オカダとのシングル決着を約束した天龍

 イチかバチか。11月15日の東京・両国国技館大会で引退するミスタープロレス・天龍源一郎(65)が27日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪問。太刀川恒夫代表取締役会長に引退を報告し、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(27=新日本プロレス)とのシングル決着を約束した。現役メジャー王者との一騎打ちで現役を退いた例はなく、マット界の歴史を覆す前代未聞のラストマッチとなる。

 この日、天龍は愛娘の嶋田紋奈天龍プロジェクト代表(32)と本社を訪問。正式に太刀川会長と酒井修代表取締役社長に引退試合の報告を行った。近況を語りつつ穏やかに歓談していた天龍だが、わずか一瞬でその表情に炎がともった。引退試合の形式に話が及んだ瞬間だった。

「タッグマッチは分かりにくい。天龍さん、最後の試合ならやはり1対1でしょう。シングルマッチが見たいね」。太刀川会長がそう告げるや、ミスタープロレスは間髪を入れずに答えた。「分かりました。そのようにできるよう、努力いたします」。これで天龍のラストマッチはオカダとの一騎打ちで確実となった。

「太刀川会長の“ご神託”なら、ノーとは言えないでしょう。その方向で季節外れのヤツメウナギを捕まえに行きますよ」と天龍は会談後、晴れ晴れとした表情で言い切った。

 実は引退試合の形式がどうなるのかという問題が浮上していた矢先だけに、すべてのクエスチョンに答えた格好だ。

 16日には新日本プロレス「G1クライマックス」最終戦(両国国技館)に電撃登場。リング上からかねて対戦を表明していたオカダに直接メッセージを放った。しかしオカダが了承する前に、マネジャー役の外道(46)が「答えはもちろんノーだ。これはアンタのため。人生まで引退する気ですか?」と挑発的な言葉を投げつけており「オカダ、外道組対天龍、X組」というカードもささやかれ始めていた。

 確かに天龍ほどのレスラーならば、タッグ戦で間を取りながら、最後の雄姿をじっくりと披露したいと考えて当然。最後の最後まで、命と骨身を削ってシングル戦を行う必要性はない。鉄人・小橋建太(48)の引退試合(2013年5月11日、日本武道館)を例に出すまでもなく、誰もが満足感を抱ける「ハッピーエンド」を期待していたファンが多いのも事実だ。

 しかしミスタープロレスの決断は違った。「今日をもって自分の中で方向は固まった。(オカダファンから)罵声を浴びようが構わない。最後の最後までイチかバチかのレスラー人生でありたい」と天龍は断言。「ボクと同じ時代じゃなくて良かったですね」という“暴言”を吐いたオカダに天誅を下さないままでは、現役を退けないという。一時代を築き上げた日本人レスラーが、その時点でのトップ選手とシングルで引退試合を行った前例はない。最後の最後まで、周囲を驚かせる破天荒なプロレス人生を貫く構えだ。

 両国決戦の詳細は近日中にも発表される見込みで、他のカードにも“龍魂”が注入される。「メジャーの選手が『何だコイツら?』とビビるような選手がインディにはまだまだいる。そういう選手に舞台を提供できれば。オモチャ箱をひっくり返したような大会にしますよ」(天龍)

「馬場、猪木からピンフォールを奪った唯一の日本人レスラー」として日本マット界に名を残す天龍だが、名声だけを背に去る気は毛頭ない。革命の嵐を巻き起こし続けたミスタープロレスは、最後まで歴史を塗り替えるつもりだ。

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