彼女ができたことがない。
おそらく性格に難があるのと太っているのと身だしなみに気を使わないのがあるからだと思う。人間的に劣っているのはわかる。
ここで普通の人であれば、なんらかの努力を行うことでそれらを解決するのだろう。
なぜなのだろうと考えてみると、おそらく、いまだ人を好きになったことがないという所にあると思う。likeじゃなくてloveのほうで。
これは昔にいじめられていた時に少し人間不信になってしまったことが関係しているのではないかと思っている。
いろいろと人とコミュニケーションをとってみたり、そういう恋愛の練習ができるであろう大切な時期に、全く何もしないで年齢を積み重ねてきてしまった。
そういう過程で身につけ、研ぎ澄まされていくべき感情が育まれずにここまできたのではないだろうか。
モテたい、好きな人に振り向いてほしい、という感情が出てこないから重い腰を上げられないのかなと思っている。
そこそこに友人もでき、仕事を通して自分に自身が持てるようになってきた。
そのとき、まわりをふと見渡すと、どうやら友人たちはちゃんと色々な関係を築いていたらしい。
今はいいかもしれないけど、魔法使いになり、40になり、50になり、と年齢を今より重ねた時に、果たして自分はその温度差に耐えられるのかと不安になってくる。
今から何か手を打つべきなのだろうかと考えてみるが、重い腰は上がらない。モチベーションがない。目標がない。
そもそも自らの劣等感を、恋人を作ることで解決しようという気持ちが相手に対して失礼であり、おこがましいのだ。
諦めるには早いのかもしれないが、自分はもうダメなのかもしれないと気を落としながら、近くのカップルや家族たちを肴に一人カウンターで酒を飲んでいる自分がいる。
likeじゃなくてloveで っていう表現を用いるあたり元増田は社会性レベルが中学生くらいです もっと頑張りましょう 僕も頑張ります