中国株反発は短命に、介入終われば投げ売りも-BOAの崔氏
2015/08/28 17:49 JST
(ブルームバーグ):中国株式相場の反発は短命に終わると米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)は予想している。政府が市場介入を続けようとすれば代償が大き過ぎ、中国経済の減速を踏まえればバリュエーション(株価評価)は妥当な水準にないというのが理由だ。
同行の中国株ストラテジスト、崔巍(デービッド・ツイ)氏(シンガポール在勤)は、「政府が直接介入から手を引きつつあるといったん感じれば、再び株を投げ売りし始める投資家が多いだろう」と述べた。魅力的な株価水準になるためには上海総合指数がさらに35%下げる必要があるとも指摘した。
崔氏は、政府系の中国証券金融が市場での直接的な株式買い入れを恐らく今後1、2カ月で取りやめるだろうと話した。
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原題:China’s Stock Rout to Resume as Intervention Ends, Says BofA (2)(抜粋)
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更新日時: 2015/08/28 17:49 JSTニュース一覧
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