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楽天激震!大久保監督、就任1年目で辞任へ…最下位低迷の責任取る

楽天激震!大久保監督、就任1年目で辞任へ…最下位低迷の責任取る

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今季限りで辞任する意向を固めた大久保監督。就任1年目ながら、チーム低迷の責任を取る

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 大久保監督は、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出が遠のいてきた8月中旬以降、辞意を固めたという。関係者が「チームの低迷を重く受け止めて、自ら責任を取ることにしたようだ」と認めた。近く球団と話し合い、辞任を申し入れる。

 2013年の日本一から、わずか1年でリーグ最下位に転落した昨年10月、大久保監督は1年契約で楽天の第5代監督に就任。星野仙一前監督(68)=現シニアアドバイザー=の野球を継承しつつ「常勝軍団をつくる」と、目標を掲げた。紅白戦での8人野球など、アイデアに満ちた練習を導入し、守備と機動力を重視。松井稼の外野コンバート、松井裕のリリーフ転向など、次々と再建策を打ち出した。

 しかし、開幕後は銀次(左すね痛)、枡田(右有鉤骨骨折)、嶋(左肋骨骨折)、藤田(右太もも裏肉離れ)、ミコライオ(椎間板ヘルニア)ら、主力に故障者が続出した。新外国人もミコライオが登板ゼロ、打者のサンチェスやウィーラーは、一時打率が2割を切るなど期待を裏切った。

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