少年への性的虐待で起訴された初の高位聖職者が死去、バチカン発表
2015年08月28日 18:42 発信地:バチカン市国
このニュースをシェア
【8月28日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)当局は28日、未成年者に対する性的虐待で起訴されたバチカンの元駐ドミニカ共和国大使、ヨゼフ・ベゾロフスキ(Jozef Wesolowski)元大司教(67)が死去したと発表した。
ベゾロフスキ元大司教は高位聖職者としては初めて性的虐待事件でバチカン当局に起訴されていたが、先月予定されていた公判は元大司教の病気のため延期されていた。
ベゾロフスキ元大司教は2013~14年にイタリア・ローマ(Rome)で児童ポルノを所持し、バチカンの駐ドミニカ共和国大使を務めていた2008~13年に少年を性的に虐待した罪に問われていた。(c)AFP