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【プロ野球】

キヨシのドンゾコ節 6連敗で今季最多タイの借金13

2015年8月28日 紙面から

8回裏を終え、選手交代を告げ厳しい表情でベンチに戻るDeNAの中畑監督(七森祐也撮影)

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◇中日5−3DeNA

 中日が4連勝。先発の大野は7イニング2失点で、リーグ単独トップの11勝目を挙げた。6回にエルナンデスの犠飛、代打森野の二塁打、杉山の左前打で4点を挙げて逆転。8回にも杉山の適時打で加点した。DeNAは6連敗。

 どん底の状態が、最悪のタイミングで訪れた。先発のルーキー石田が中盤に崩れ、継投も裏目。最下位に沈んだDeNAは今季3度目の6連敗を喫し、借金13は昨季の最大に並んだ。試合後の中畑監督は冗談ゼロの“ドンゾコ節”だ。

 勝負を分けたのは2点リードで迎えた6回の攻防だ。4点を失い、好機をつぶした。「あそこがすべて。力足らず。今は持ちこたえることができない」。点差は「2」でも内容が悪い。3点以下の試合は後半戦33試合中23試合となった。

 急降下が止まらなければ、酒も止まらない。今季117試合目にして初の単独最下位に落ちた26日の夜。自宅に帰った指揮官は「このヤローって思いながら」赤ワインをガブガブと飲んだ。十分な睡眠を取って臨んだ1戦で連敗は伸び、またストレスが増えた。

 首位ターンから一気の転落劇。残りは25試合しかない。「最後まであきらめずにやる。今いるメンバーで、できることを精いっぱいやるしかない!」。このままでは、CSの扉が閉まるのも時間の問題だ。

  (井上学)

 

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