下村文科相、総工費1550億円は「やむを得ない」
2015年8月28日23時21分 スポーツ報知
下村博文文科相(61)が28日、新国立競技場の整備計画が決まり、総工費が1550億円となったことについて、東日本大震災の復興工事などで労務費や資材が高騰している現状があるとして「やむを得ない」と述べた。「国民のみなさんは『ちょっと高いかな』という思いはあると思う。ほかの国のスタジアムは半分、3分の1以下だ」とも指摘した。BS日テレ「深層ニュース」に出演して語った。
今回の計画では、五輪後にはサブトラックが撤去され、陸上の国際大会は開催できない。「常設のサブトラックは無理だ。税金を垂れ流すことはできない。民間委託することを考えると、難しい」との見解を示した。