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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,,,,,,,  08:00 PM

個人的な問題を抱えていても生産性を落とさないためにできること

個人的な問題を抱えていても生産性を落とさないためにできること

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Inc.:皆さんがキャリアを人生の中で最優先事項にしているなら、仕事の責任を全うし、常に最善を尽くすことにかけては間違いなく自分はプロだ、と言えるのではないでしょうか。しかし、職場で成功するために、犠牲を払うこともあるかもしれません。たとえば、休まなければならない病気のときに休まず、プライベートを二の次にしているかもしれません。

でも、大きなライフイベントが突然皆さんの世界を揺るがしたとき、どうやってその熱意を維持しますか? 家族が、ガンと診断されたり、深刻な経済的問題に直面したり、婚約者から結婚を解消されたり、そういった大きな問題が起きたときです。


こういった危機は、誰にでも、いつでも起こりうることであり、突然、あなたの仕事にのしかかってきます。

そういった個人的な問題のためにつらい思いをしているとき、企画を時間通りにこなしたり、新しいことを考えたり、クライアントを幸せにしたりするプロとしての責任は、とてつもなく重荷に感じられます。

困難のまっただ中にいると、トップパフォーマーとして仕事を続けるのは不可能だと思うかもしれません。しかし、困難の中であっても、習慣や通常業務を続けるのはもちろんのこと、キャリアを積み重ねていくことは重要です。人生における大きな困難を切り抜けている間、仕事をうまくやっていくためのコツをいくつかお教えしましょう。


するべきこと:話す前に考えよう


皆さんはときに、個人的な問題について同僚に話すべきかどうか、身を引き裂かれるように悩むかもしれません。詳細を打ち明ける前に、打ち明けた場合のメリットとデメリットについて考えましょう。

もし健康に問題を抱えているなら、置かれている状況について、上司やチームに詳細を打ち明ける必要があるでしょう。なぜなら、仕事を休み、医者にかかる必要があるかもしれないからです。また、仕事で日常的にクライアントと会う必要があるのならば、クライアントに直接事情を伝えるか、もしくはチームに伝えてもらったほうがよいか、考える必要があるでしょう。

それから、職場環境に沿った対応をしましょう。個人的なことを隠さないような環境ならば、全員に事情を伝えるほうが自然かもしれません。きっちりとシステム化された環境ならば、管理職や人事部だけに公式な手順で詳細を伝えるほうが、企業文化的には適切かもしれません。

覚えておいてほしいのは、個人的な問題について打ち明けたら、同僚はアドバイスをくれたり、質問をしたりするかもしれないということです。事前に、話してもよいこととそうでないことを決めておきましょう。


してはいけないこと:家族との境界線を引くのを忘れる


うまく問題を乗り越えるには、たとえ非常に親しい人であっても、どこかで境界線を引かなければなりません。このようなときは、親戚や友人が、仕事中に連絡してくる可能性がありますし、その危機が彼らに影響を与えるのであれば、助けを求めてくるかもしれません。親しい人々に、仕事中は電話に応答できるかどうか、連絡するのに都合がよい時間はいつか、どれくらいの緊急事態ならば連絡を取れるか(また取れないか)を知らせておきましょう。


するべきこと:気持ちに余裕を持つ


問題には、それがなんであれ悲しみが付きまといます。そして、それにどのように対処するかが、どれだけ早く立ち直れるかを決定します。

もし、家族の死などの深刻な悲しみに苦しんでいるのならば、その喪失感と向き合い乗り越えるために、仕事を離れる時間をとることを恐れてはいけません。たとえば、遠方の葬式から飛行機で帰ってきた朝、赤い目をして仕事場に行くよりは、家でできることだけを考えましょう。そして、それ以外の時間は休息にあて、食事を作って食べましょう。

仕事場に戻ったあとも、問題について思い悩む時間を意識しておきましょう。悩みすぎてもよくありません。たまには窓の外を見たり、散歩したり、日記を書いたりするなど、精神的にスッキリしそうなことをしましょう。

心に余裕を与えるのは、混乱しているときには必要で、長い目で見れば人生にとって有益です。リフレッシュして、精神的に安定し、ちゃんとした判断を下す準備ができれば、仕事でも家庭でも再び物事に取り組めるようになるでしょう。


するべきこと:自分自身を思いやろう


大きなショックを経験した後は、仕事に戻るのが難しいときがあります。

そんな時は、自分を労わることを忘れないでください。個人的な問題は、時に集中力を失わせます。でも、ぼんやりしたり、生産的でなかったりするからといって自分自身を責めないでください。それは一時的なものであると受け入れ、今できることをしましょう。

それは大抵の場合、気持ちを整理することや計画を立てることを意味します。精神的なエネルギーが足りないときは、プロジェクトを細分化して取り組みやすくしたり、簡単に達成できる目標を設定したりすることが集中力の持続に役立ちます。

現実的な目標に向かって取り組み、それを、精神的な支えとしましょう。


してはいけないこと:受けられる福利厚生を忘れること


何年も同じ会社で働く人は多いですが、利用可能な福利厚生についてわかっている人は少ないと思います。皆さんの会社は育児支援やカウンセリング、司法サービスを提供していますか? これらのあまりよく知られていない福利厚生は、個人的な問題に遭遇したとき、経済的・心理的負担を軽減してくれます。

それから、必要以上のものを求めすぎていないか、などと心配しないことです。積極的に行動し、会社が皆さんの事情を受け入れることができるか、できるのであれば何をしてくれるのかを模索しましょう。どんな問題の中にあっても、生産性を最大化できる方法はあるはずです。たとえば、在宅勤務や、時短勤務などです。上司に、要望を認めてもらえるかどうか聞いてみましょう。雇用条件の交渉と同じように、問題があっても、クリエイティブな解決策を見つける余地はあるものなのです。でも、それは自分で探さない限り、見つかりません。

※※※

誰しも一度は人生の暗部に直面するという経験をするものです。しかし、困難に対処するために仕事を棚上げするのは、恥ずかしいことではありません。最終的に、万全の体制で仕事に復帰できるのなら、キャリアに有益というだけではなく、心の回復への手助けにもなるのです。


How to Stay Productive at Work During a Personal Crisis|Inc.

MELODY WILDING(訳:コニャック
Photo by Shutterstock.

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