2015年8月29日01時05分
全国の高校1年生に配られる保健体育の副読本で「女性の妊娠のしやすさと年齢」の関係を示すグラフに表示ミスがあった問題で、有村治子少子化相は28日の記者会見で「内閣府が有識者から提供を受けた図版に誤りがあることが確認された」と説明した。
内閣府は当初、グラフを見やすく加工したためとしていたが、副読本作成にかかわった産婦人科医から提供されたデータ自体が誤っていたという。有村氏は「関係各所の皆様にご迷惑をおかけした」と陳謝した。
副読本は文部科学省と内閣府が作成。「妊娠のしやすさ」を示す折れ線グラフでは、22歳から30代にかけての下がり方が、根拠とした米国の学者の論文のグラフより大きかった。
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