性的虐待罪の元大司教死亡 バチカンで自宅軟禁、自然死かヨゼフ・ベゾロフスキ元大司教(AP=共同) 【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)は28日、未成年者への性的虐待の罪で起訴されたヨゼフ・ベゾロフスキ元大司教(67)が同日朝、バチカン内で死亡しているのが見つかったと明らかにした。元大司教は健康上の理由からバチカンで自宅軟禁となっていた。 バチカンは、遺体の発見状況などから「自然死」とみており、自殺や他殺の可能性はないようだが、解剖して死因などを調査するという。 元大司教はポーランド出身。バチカンの駐ドミニカ共和国大使として駐在していた2008年以降、複数の少年に性的虐待を加えた罪などで今年6月に起訴された。 【共同通信】
|