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日米電話会談で安倍首相、“盗聴”問題に「深刻な懸念」
更新:08/26 13:49
安倍総理はアメリカのオバマ大統領と電話会談を行い、アメリカの情報機関による日本政府高官などを対象とした盗聴問題について、「深刻な懸念を表明せざるを得ない」と抗議しました。 電話会談はおよそ40分間、オバマ大統領からの呼びかけで行われました。
会談では、アメリカの情報機関が日本政府高官などを盗聴していたと、内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した問題について、オバマ大統領が、「日本において大きな議論を呼んでおり、ご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思う」と述べました。
これに対して安倍総理は、「事実であれば日米同盟の信頼関係を揺るがしかねない。深刻な懸念を表明せざるを得ない」と抗議した上で、調査して日本側に結果を説明するよう求めました。
また、韓国と北朝鮮との間で臨戦態勢を解除することで合意が結ばれたことを歓迎し、北朝鮮問題について、引き続き連携していくことも確認しました。(26日13:18)