インドネシアの高速鉄道計画、中国と争う日本が最終局面で新たな提案・・中国ネット民「日本人、手段選ばず」「損するならやめとけ!」

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インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画(ジャカルタ―バンドン間約120キロ)で、受注をめぐる中国と日本の戦いが最終局面に入った。日本の和泉洋人・首相補佐官は26日、ジャカルタでジョコ大統領と会談し、受注を有利に進めるための新たな提案をインドネシア側にした。中国・新華社が28日伝えた。

会談に同席したナスティオン経済調整相は報道陣に対し、「新たに日本が提示した条件は、資金調達のためにインドネシア政府が担保を設定しなくてもよく、日本がインドネシアに対して技術譲渡を行うこと、完成までの期間を短縮するといったことを含むものだ」と説明した。今回の提案はこれまでに比べてインドネシアの利益が大きいという。

経済調整相は「われわれはあと数日で中国と日本のプランに対する評価を終える予定だったが、日本が新たな提案をし、また、中国がさらに低い価格を提示してくることもありうるため、一層の検討を行う必要が出てきた」と述べ、決定を先送りする可能性があると説明した。

このニュースに対する中国人インターネット・ユーザーたちのコメントを拾ってみる。

「これも中国と日本の戦い」

「和諧号vs新幹線」

「とにかく、中国がんばれ!」

「中国対日本の競争、重要な局面に」

「日本人、必死になって手段選ばず」

「すでに過当競争の状態。日本に対抗して損するほどの値引きをするぐらいなら、受注はあきらめた方がいい。日本のこういう商売がどれぐらい続くか見ておこう」

「長い目で見れば中国と協力する方が利益があるけどね」

「中国は今回、精神面で負ける」

「損するならやめとけ!」

「ムリするな」

「もう日本でいいから!」

(編集翻訳 恩田有紀)