夏の甲子園:記念の100年 49校入場行進し開幕

毎日新聞 2015年08月06日 11時00分(最終更新 08月06日 18時15分)

堂々と入場行進する選手たち=阪神甲子園球場で2015年8月6日、宮武祐希撮影
堂々と入場行進する選手たち=阪神甲子園球場で2015年8月6日、宮武祐希撮影

 第97回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。今年は高校野球が始まって100年。初出場7校を含む49校が入場行進して熱戦が始まった。開幕試合には大会最多36回出場の北海(南北海道)が登場し、18回出場の鹿児島実と対戦した。

 開会式では1915年の第1回大会(全国中等学校優勝野球大会)に出場した早稲田実(西東京)など10校の現役部員が、当時のユニホームを着て行進した。第1回大会で優勝した京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)の梅谷成悟主将(3年)が選手宣誓。始球式では、早稲田実出身の王貞治さん(プロ野球ソフトバンク会長)が登板した。

 各試合終了ごとに勝者が次戦の抽選を行う。準々決勝4試合は17日に行われる予定で、翌日を休養日に充てる。決勝は第14日の20日に予定されている。【椋田佳代】

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