ブログを書くことをためらってしまう方の背中を少し押してみたい
「ブログをやってみたいけど、どんな風に書いていいかがわからない」という人や「ブログを始めてみたけど言葉を書くのがどうも苦手で」という方に、私流ブログの書き方をすこしご紹介します。なにか少しでも参考になれば幸いです。
一枚の写真からのブログ記事の書き方
この記事の上に写真が一枚貼ってありますよね?はいそれです。
これをみてブログを書くことにします。さて、どんなブログ記事にしましょうか。例文を少し書いてみました。
1「リンゴです」
見たまま勝負です。写真を見たまま「りんごです」と言われると、読者も「そ、そうですね、りんごですね」としか返しようがありません。ブログというのは「書く人」と「読む人」で成り立っています。ブロガーが単調な表現に終始すると読者はそのまま受け取らざるを得なくて・・・たぶんつまらないかなぁ
2「赤いリンゴです」
見たままのりんごを伝えるための表現を付け加えています。書く人が自分の見たものを伝えようとするときに自分なりの言葉で「表現」する、のはすごく大切なことです。「赤い」だけでなく「おいしそう」であったり、「まだ青い」であったり表現方法は様々。その表現方法の違いが書く人の個性として現れます。
3「赤いリンゴですね。リンゴというのバラ科リンゴ属の落葉高木樹で甘酸っぱい実なんです」
リンゴを表現するのに加えて、それについての情報を調べたり、自分の持っている知識を使ったりすることで「さらに相手にわかりやすい、伝わりやすい、相手にとって学びを得ることができる」言葉になります。伝えたいという気持ちのこもったブログ記事というのはやはり読んでも面白いですね。
4「あっ、リンゴだ。こないだリンゴ狩りに行ったんですけど、つい袋に入れすぎて追加料金とられちゃいました」
見たままの「リンゴ」とは別のストーリーを出す事もできますね。楽しかった話や辛かった話などと絡めることで読む人は「書く人」を身近に感じることができます。どんなものが好きなのか、どんなものに興味があるのかなどを知ると「書く人」の個性を意識することができて文章以上の興味を持ったりすることもありますね。
5「リンゴってけっこう固いんですよね。噛んだ時に歯ぐきから血がでちゃったりしません?」
読む人に質問を投げかけることもできます。「自分はこう思いますが皆さんはどう思いますか?」のようなこともできます。コメントをもらうことができればそれに返信などをすることで「書く人」と「読む人」に連帯感のようなものが生まれることもあるでしょう。想定外の答えが帰ってきたりすると「そういう考え方もあるのか」という発見をすることができるかもしれません。
どれが正しい、間違ってるなんていうものはありません
このように写真一枚でもブログの記事は様々に書けるものです。数学などと違って「どれが正しくてどれが間違ってる」なんていうのはないんです。ただただ「自分の言葉で書きたいことを書く」楽しさを少しでもたくさんの方が感じてもらえたらなぁと思います。
「いや、人様の前で文章を書くだなんてとんでもない」という方が無理に書く必要はありません(笑)でも「何か書いてみたいな」という方が尻込みしてるというのなら・・・
まずは一歩踏み出して欲しいなあと思うんです。思ってるより100倍簡単で楽しいので!