女性の一人暮らしは、実は危険がいっぱい。夜道を背後からつけられたり、洗濯物が狙われたり……コワイ思いをした人も、少なくないはず。住んでいるマンションのエントランスに入ってからも、自分の部屋の扉を閉めるまでは油断は禁物です。
ここでひとつ、自分の防犯意識チェックをしてみましょう。防犯対策上、家に入った直後に避けたほうがいいこととは、次のうちのどれ?
[1]鍵を閉める
[2]電気をつける
[3]風呂にお湯を入れる
行動パターンを読まれないような工夫を
「女性一人で住んでいる」ということは、それだけで犯罪者の格好の標的になります。予防の意味で気をつけたいのは、住んでいる場所など住まいの基本情報を知らせないようにすること。クイズの答えは[2]電気をつける。とくに集合住宅の場合、帰宅してすぐに電気をつけると、もし後をつけてきた人がいたとしたら、住んでいる部屋が特定されてしまいます。また、不在にしている時間帯を知られてしまう可能性も。防犯用のタイマーやリモコンを利用するのもひとつの手。
今日から実践! 家に入るときに注意したい3ポイント
[1]鍵は家の前に着いてから取り出す
帰宅中、かなり早いタイミングで鍵を手元に準備する人もいるが、落としてしまったり、奪われてしまったりする危険も。鍵は家の前に着いてから、素早くバッグから取り出そう
[2]家の鍵を開けるときは周囲を確認してから
鍵を開けた瞬間に背後から襲われないように、開ける前に周囲を確認しよう。また、オートロックだからと油断しないこと。逆にその隙を狙う犯罪者も増えているそうだ。
[3]玄関だけでなく窓などもすべて施錠する習慣をつける
泥棒の侵入手段として最も多いのが、実は施錠していない扉や窓から入るというパターン。特に高層階だからと油断すると、外から登ってきた泥棒に窓から入られてしまうことも。
犯罪は、いつ遭遇するか予測できません。でも、危険に遭ってしまう確率を下げることはできる。「ちょっとだから大丈夫」という軽い気持ちが思いもよらない被害につながることのないように、毎日の習慣を一度見直してみませんか。
(ヨシザワ)
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