8月4日にAKB48を卒業した女優の川栄李奈(20)が27日、初主演舞台「AZUMI 幕末編」の公開稽古と記者会見に出席した。
刀を持ち激しい殺陣のシーンを披露した川栄。演出の岡村俊一氏からは「容量が巨大にある。空っぽなコンピューターみたいで、スイスイと、とてつもないスピードで覚えている」と絶賛。“おバカキャラ”が功を奏したようだ。
しかし、川栄は殺陣を演じ終えた後のセリフをど忘れしてしまい、共演者から「セリフ忘れたよな?」「おいおい」などと突っ込まれ、頭を抱えるシーンもあった。
囲み取材では、男性の共演者から抱きつかれるシーンについて、「新鮮ですね、AKBではこういうことなかったので」と恥ずかしそうな笑み。
恋愛解禁を突っ込まれると、「(アプローチは)ないですね、はい」と淡々と答えた。
「(共演者から)お手紙をもらったりもないですか?」と、舞台で共演した女優の堀北真希(26)を40通の手紙で振り向かせた山本耕史(38)の“作戦”を引き合いに出して質問されると、川栄は「ないですね、はい」と言いながら「お手紙下さってもいいですよ」と猛アピール。
読み仮名を多く振った台本を使用して稽古に臨んでいる川栄だが、共演者から「全部平仮名で(手紙を)書こうか?」とイジられる。これには苦笑いするしかなかった。
主役としてすっかりムードメーカーになっている様子だ。
舞台への意気込みを聞かれた共演者たちからは「川栄座長について行きます」と笑いながら宣言し、川栄は「ちょっと! やめてください」と苦笑いするやり取りも見られた。
同作は、人気漫画「あずみ」の続編「AZUMI」の舞台化作品。激動の幕末を舞台に、刺客・あずみが屈強な男たちに立ち向かう様を描く。
9月11日から24日まで新国立劇場・中劇場で上演される。
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