安倍首相夫人が人気ギタリストと深夜の密会!?

週刊誌報道に日本が大騒ぎ
破格の行動に注目、酒好きでかつては「宴会部長」
ゴルフの腕も夫より上

 「深夜2時! 酔って、唇、しなだれて」

 日本の安倍晋三首相が支持率急落を何とか阻もうと孤軍奮闘している中、夫人の昭恵さん(53)のスキャンダルが降ってわいた。週刊誌「女性セブン」は9月10日号(8月27日発売)で、8月下旬に昭恵さんと有名ギタリストの布袋寅泰さん(53)の密会現場をキャッチしたとして、上記の見出しを掲げて報道した。

 同誌は「昭恵さんは8月下旬のある日、東京・南青山の会員制バーに夜11時ごろ来ていた。昭恵さんは知人と一緒に赤ワインやシャンパンを飲み、1時間ほどすると目がトロンとしてベロンベロンになった。そしてどこかに電話をかけ、満面の笑みで数分間通話した。電話を切ると、店内に響く声でうれしそうに『呼んじゃった! 今からカレ、来るって』と自慢した」と伝えた。それからわずか10分後、黒のジャケットにジーンズ姿の長身男性、つまり布袋寅泰さんが現れたというのだ。

 さらに同誌は、昭恵さんが布袋さんのすぐ隣に座って途切れる間もなく話していたと書いている。一部目撃者は「布袋さんにしなだれかかるように寄りかかり、肩に頭を乗せたり、彼の首筋にキスをしたりと、周囲の視線なんて一切気にならない様子だった」と証言。「昭恵さんの唇が布袋さんの顔に徐々に近づいていった」という目撃談もあった。深夜2時過ぎに昭恵さんはSPと思われる男性2人に抱えられるように退店し、その直後に布袋さんも帰っていったとのことだ。

 布袋さんは1981年にロックバンド・ボウイのメンバーとして活動を開始して以来、30年以上にわたり人気を保っているミュージシャンだ。身長が190センチ近くあり、野性味あふれるルックスでファンから絶大な支持を得ている。また、ミュージシャンだけでなく、俳優としても活躍、98年の日本映画『SFサムライ・フィクション』出演で韓国でも有名になった。特に2003年の米国映画『キル・ビル』サウンドトラックに収録され、大ヒットした「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」を作曲したことでも知られ、世界中に名を知らしめた。韓国に家族を置いたまま日本を行き来していた貿易商の父親と日本人の母親の間に生まれ、韓国の血筋を引いている。妻は女優で歌手の今井美樹だ。

 2006年に出版した自叙伝『秘密』で布袋さんは「父親が韓国人で、アウトサイダーとして生きざるを得なかった」と告白。昭恵さんは布袋さんの20年来の熱狂的なファンだという。ライブ公演には必ず行き、同じ寅(とら)年の布袋さんと近づきたくて「寅年の会」を主宰したという話もある。

 昭恵さんはこれまでも、その破格の行動で日本のメディアに取り上げられてきた。結婚前に大手広告代理店に勤務していたころ、無類の酒好きで「宴会部長」に任命されるほどおおらかな性格で、芸能界の友人も多く、ゴルフも夫よりうまいという。夫が首相職を退いた2012年には居酒屋を開業して話題になった。「家庭内野党」を自任し、夫に率直な意見もためらわずに言える。昭恵さんは過去のインタビューで「政治家の妻はこうあるべきという偏見に縛られたくない」と話したとされる。

東京= ヤン・ジヘ特派員
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  • 昭恵さんは2013年4月、布袋寅泰さんと肩を組んで撮影した写真(大きい写真)をフェイスブックに掲載し「私たちは寅年の友達」と書き込んだ。小さな写真はコンサートのときの布袋さん。/写真=毎日新聞より

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