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JR北海道にメール攻撃、PC7台ウイルス感染 運行に影響なし
JR北海道は28日、一般客を装った標的型メール攻撃を受け、業務用パソコン7台が情報を持ち出そうとするコンピューターウイルスに感染したと発表した。同社によると列車運行システムへの影響はなく、個人情報の流出は現時点で確認されていないが、流出した可能性もあるとみて調査している。
同社によると、標的型メールは11日に2通が送りつけられた。同日にうち1通の添付ファイルが開封され、22日までに複数の部署の業務用パソコン計7台がウイルスに感染した。
12日に第三者のセキュリティー会社から「外部の不審なサーバーへのアクセスが確認された」との連絡を受け発覚。13日に対策本部を設置し、18日夕方から社内の業務用パソコンのインターネット接続を制限している。