中国から逃亡した汚職容疑者を帰国させるため、中国が米国内で許可なしの「秘密捜査」を展開し、米政府の怒りを買う騒ぎが起きている。一方、株急落に直面する中国では、ネット上などで“米国陰謀説”が流れるなど、米中関係がきな臭くなっている。
■作戦名は「キツネ狩り作戦」
中国による「秘密捜査」を暴露したのは、8月16日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)。米政府当局者の話として伝えた。
汚職などの容疑を…
どこから軍事兵器を買うかは、その国の戦略を左右する大きな決断といえる。その意味で、アジアの「王国」による動きが、米国や日本の不安を招いている。その「王国」とは、立憲君主制下で、国王が一定の影響力…続き (8/7)
それにしても、尋常ではない大歓待ぶりだった。先週、北京を訪れた谷内正太郎・国家安全保障局長を迎えた習近平政権の対応である。
まず、谷内氏の事実上のカウンターパートである楊潔篪国務委員(副首相級)が1…続き (7/24)
自衛隊が長年かけて国内企業と育ててきた「虎の子」が、表舞台に姿を現した。その存在は同盟国である米国だけでなく、ロシア軍の動きを警戒する欧州の関心も呼んでいる。
その「虎の子」とは、初の純国産となる最…続き (7/10)