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仕事掛け持ちしても貧困状態から抜け出せず8月28日 19時12分
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1人で子育てをするシングルマザーの中には、非正規で働いているため、複数の仕事を掛け持ちしても貧困状態から抜け出せないという人が少なくありません。
東京・新宿区でシングルマザーなど1人親を支援している団体は、土日も含め毎日、仕事や子育ての悩みの相談に電話で応じています。昨年度寄せられた相談はおよそ5000件で、平成22年度に比べて2倍近くに増えているということです。
団体によりますと、シングルマザーの中には、子育てのため自宅から離れた場所への通勤が難しかったり、残業ができなかったりするため、非正規で働き貧困状態から抜け出せない人が少なくないといいます。
団体には、「生活が苦しく正社員を目指したいが、就職活動をする時間ない」とか、「飲食店や新聞配達などのアルバイトを掛け持ちしているが、働きづめで体がもたない」、「子どもを塾に通わせる経済的な余裕がなく、進学させられるか不安だ」などといった深刻な相談が寄せられています。
東京都ひとり親家庭福祉協議会の高田伊久子会長は「多くのシングルマザーは生活費を得るためにダブルワーク、トリプルワークで働き、子どもが置き去りにされてしまう。シングルマザーが安定した仕事に就けるよう、資格取得のための費用やその間の生活費を国が一部負担するなどの支援が必要だ」と話していました。
団体によりますと、シングルマザーの中には、子育てのため自宅から離れた場所への通勤が難しかったり、残業ができなかったりするため、非正規で働き貧困状態から抜け出せない人が少なくないといいます。
団体には、「生活が苦しく正社員を目指したいが、就職活動をする時間ない」とか、「飲食店や新聞配達などのアルバイトを掛け持ちしているが、働きづめで体がもたない」、「子どもを塾に通わせる経済的な余裕がなく、進学させられるか不安だ」などといった深刻な相談が寄せられています。
東京都ひとり親家庭福祉協議会の高田伊久子会長は「多くのシングルマザーは生活費を得るためにダブルワーク、トリプルワークで働き、子どもが置き去りにされてしまう。シングルマザーが安定した仕事に就けるよう、資格取得のための費用やその間の生活費を国が一部負担するなどの支援が必要だ」と話していました。