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サウジ米軍宿舎爆発事件 首謀者拘束か
8月27日 22時11分

1996年にサウジアラビアで起きたアメリカ軍兵士19人が犠牲になった爆発事件で、アラブ系の新聞は、アメリカが6億円の懸賞金を用意して行方を捜していた首謀者とみられる男が、レバノンで拘束されたと伝えました。
この事件は、1996年6月、サウジアラビア東部にあるアメリカ軍関係者の宿舎のそばで車が爆発し、アメリカ軍の兵士19人が死亡したものです。ロンドンに本社があるアラブ系の新聞「アッシャルク・アルアウサト」は、26日、サウジアラビアの治安当局の話として、事件の首謀者とみられるアフマド・ムガッシル容疑者(48)が、レバノンの首都ベイルートでサウジアラビアの治安当局によって拘束されたと伝えました。拘束の詳しい状況は明らかになっていませんが、ムガッシル容疑者は変装してベイルートに潜伏していたということで、尋問のためすでにサウジアラビアに移送されたということです。
ムガッシル容疑者は、サウジアラビアの出身でイランが支援するイスラム教シーア派武装組織の指導者と見られていて、アメリカ政府は「最も危険なテロリスト」に指定し、最高で500万ドル、日本円でおよそ6億円の懸賞金を用意して、身柄の確保につながる情報の提供を呼びかけていました。

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