薬物地獄

覚醒剤に溺れ、売人と結婚そして逮捕されるまで。


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私がまだ高校生の頃、ブロン遊びが流行った。

薬局でブロンの錠剤を買い、一気に40錠飲むのだ。

すると体がフワフワし、ボ~っとしているだけで気持ちいい。

一年位止める事が出来なかった。

そんな時、男友達から「そんな物より全然いいものを持ってる」と言われ

好奇心旺盛な私は早速試してみる事にした。

彼の家に行くと、すでに準備万端でまずはお手本を見せてくれた。

アルミに乗っているモノを下からライターで炙り、立ち昇る煙をストローで吸う。

私も真似してやってみた。しかし別にこれといって変わった様子もない。

大した事ないと思いながらその行為を繰り返した。

しかし、ふと時計を見ると門限の12時を過ぎていたので私は慌てて家に帰った。


大した事ないと思っていたのだが、家に帰ってからその凄さを知ることになる。

夜中だというのに、部屋の掃除を始めた。それも楽しくてしょうがない。

いつもは気がつかない細かい所まで水拭きをしていた。

このウキウキ感は何?!

ブロンなんかより全然楽しい!またやりたいっ!

これが初めてやった日の感想。

数日後、彼に電話して次はいつ遊べるか聞いたのだが、忙しくて1週間以上も

先と言われた。仕方なく、とりあえず彼の都合のいい日に連絡をしてと言って電話を切った。

しかしその数日後、前に付き合っていた男から電話がきて、この前シャブをやった

事を話すと「どうせそんなのイラン人から買ったやつだろ?俺ならもっといいシャブ

手に入るぜ」と言うではないか!!私はずぐに手に入れてくれと頼み、

数日後元彼の家へ向かった。この前みたいにアルミでやるのかと思ったら

ガラスパイプのような物で吸っていた。彼に続いて私も吸ってみた。

しばらく息を止めてから煙を吐き出すと、体から血の気が引くような何とも言えない

感覚に襲われた。そして視界が急に明るくなって、吸う前とは明らかに違いを感じた。この前とは全然違う!しゃべっていても楽しいし、効いているのが自分でも良くわかる・・・凄いの一言だ!私は早く自分の家に帰って掃除がしたいと思って理由をつけて帰ろうとした。

すると「じゃあ少しあげるから持ってかえりなよ」と言って使っていないパイプと一緒にくれた。じゃあ、また来ると約束をして彼の家を出た。

そして自転車に乗って帰ったのだが、自転車をこぐ足が軽くてどこまでも行けそうな感じであっという間に家に着いてしまった。

家に着いてからはこの前よりも掃除にハマッて朝までずっと掃除をしていた。

「世の中にこんないいものがあったなんて・・・」とシャブの凄さに感動するばかりだった。

それからはしばらく元彼の家に行ってはシャブをやり、帰りに少しもらって帰る日々が続いた。しかし毎回彼の家に行ってはHをしようとする。別にHをするのはいいのだが、彼のアソコが中々立たないのでシラけてしまう・・・やっと硬くなったと思って入れてもすぐフニャる。段々めんどくさくなってしまった。こんな事ならイラン人のモノでもいいから友達と買いに行ったほうがいい・・・そう思ってイラン人から買うようになった。「これからはお金さえ用意すればいつでも出来る」との喜こびでいっぱいで地獄への階段を一段上ってしまった事に全く気づかない私だった。

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