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健康寿命 男女ともに日本が世界最長
8月28日 16時49分

介護の必要がなく、健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、男女ともに日本が世界で最も長いとする研究結果をアメリカの大学の研究チームが発表しました。
これはアメリカのワシントン大学などの研究チームが発表したもので、イギリスの医学雑誌「ランセット」の電子版に27日、掲載されました。
研究チームは、病気やけがなどによる介護の必要がなく、健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」について、1990年からおととしまでの世界188の国と地域のデータを分析しました。
その結果、日本は、おととしの時点で、男性が71.11歳、女性が75.56歳となり、男女ともに世界で最も長いことが分かったということです。
また、男性では、日本に次いで、シンガポールが70.75歳、ヨーロッパのアンドラが69.92歳でした。
女性は、アンドラが73.39歳、シンガポールが73.35歳となっています。
世界の健康寿命の平均は、男性が60.59歳、女性が64.13歳でした。
日本の「健康寿命」は1990年と比べて男女ともに3年余り伸びたということです。
「健康寿命」はWHO=世界保健機関が提唱する健康を測る指標の一つとなっていて、感染症対策の進歩などを背景に世界的にも伸びているということです。

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