【シャンパーニュ:43】ビルカール サルモン セパージュ(ロゼ)
こんにちは、HKOです。
先日に引き続きビルカール サルモンです。
本日はロゼにスポットを当てています、ブリュットロゼのテイスティングコメントはノンヴィンテージの為差し控えますが(まとめから検索頂ければと思います)、どうぞご容赦くださいませ。
では行ってみましょう。ロゼのフラッグシップ、キュヴェ エリザベス サルモンです。
【データ】
ビルカール サルモンは1818年にニコラ フランソワ ビルカールとエリザベス サルモンによって設立されたメゾン。
ワインの葡萄は10haの自社畑(ピノノワールのみ)、30haの35の自社以外の畑、140haの契約農家の畑から産出されています。(ピノノワール、シャルドネはモンターニュ ド ランス地区とコート ド ブラン地区、ピノムニエはヴァレ ド ラ マルヌ地区から作られています。)
自社畑から作られるピノ ノワールはマレイユ シュール アイ村と特級のアンボネイ村産で収量は40~45ha/L程度。ノンヴィンテージのリザーブワイン比率は40%。
キュヴェ エリザベス サルモンも良年のみ作られるロゼで最上のピノノワールおよびシャルドネで構成。10%の赤ワインが加えられています。
【テイスティングコメント】
生産者: ビルカール サルモン
銘柄: キュヴェ エリザベス サルモン 2002
品種: ピノノワール50%、シャルドネ50%

約29000円、WA93ot(2000)
淡いピンク、粘性は中庸。
驚愕の凄まじいロゼ。
バニラやハチミツ、ブリオッシュなどの豊満な要素と瑞々しいフランボワーズやストロベリーのコンポート、出汁の様な旨味が共存している。それらにクリーミーなバターの様な要素が絡み合い赤系果実のケーキの様な風味が感じられる。フレッシュハーブやほのかにスミレの様な要素、シナモンやビスケットなどの要素も。徐々にロースト的なワッフルを思わせる風味もある。
ロゼに対してより強い果実味とはっきりとしたMLF M、それに瑞々しさが加わっている。屈託の無いピュアな果実味がある。
旨味の表出が無印に比べて非常に高く、口の中で広く広がっていく、ロゼはどっしりとした口の中での膨らみがあるが、それらを凝縮させているかのような濃密かつ繊細な赤系ベリーを感じさせるピュアな風味が口の中に広がっていく。緻密。
【所感】

ブリュット ロゼがグリニッシュで、クリーン、そして瑞々しく果実味、どっしりとした旨味があるのに対して、よりエリザベス サルモンは繊細で緻密、そして過不足の無い完璧なロゼシャンパーニュと言える。
ともすればブリュットロゼの方が大柄だが、広がる規模感はエリザベス サルモンが圧倒的だ。
それは要素が複雑であり、それらが極めて緻密に凝縮されている点に尽きる。これほどまでに緻密という言葉が似合うシャンパーニュはなかなかないかもしれない。ふくよかなMLFや樽の要素と赤系果実の蜜を濃縮した様な果実味、瑞々しさ、スミレの華やかさがが見事に補完しあっている。それでいて受ける印象は恐ろしいくらいにクリア。グリニッシュさは殆ど感じられず、フレッシュハーブの要素はごくわずかにしか感じられない。
香りの完全性もさる事ながら、口の中に含んだ時の感覚も極めて素晴らしい。旨味の鮮烈さこそ影を潜めているが、水面の波紋の様に静かに広がっていく余韻と旨味が素晴らしい。まさに凝縮されている。
全てにおいて静的で、それでいて明確なワインであるとおもう。
ロゼはブリュットとエリザベス サルモンの差がかなり大きい印象。恐ろしいワインだ...。一体どこの畑のものなのだろうか。
いや、ビルカールサルモンのクロ サン ティレールを見るにグランクリュ、プルミエクリュの差はこの際考慮から外していいのだろう。当初の取引額を示した基準でしかないのだから。
先日に引き続きビルカール サルモンです。
本日はロゼにスポットを当てています、ブリュットロゼのテイスティングコメントはノンヴィンテージの為差し控えますが(まとめから検索頂ければと思います)、どうぞご容赦くださいませ。
では行ってみましょう。ロゼのフラッグシップ、キュヴェ エリザベス サルモンです。
【データ】
ビルカール サルモンは1818年にニコラ フランソワ ビルカールとエリザベス サルモンによって設立されたメゾン。
ワインの葡萄は10haの自社畑(ピノノワールのみ)、30haの35の自社以外の畑、140haの契約農家の畑から産出されています。(ピノノワール、シャルドネはモンターニュ ド ランス地区とコート ド ブラン地区、ピノムニエはヴァレ ド ラ マルヌ地区から作られています。)
自社畑から作られるピノ ノワールはマレイユ シュール アイ村と特級のアンボネイ村産で収量は40~45ha/L程度。ノンヴィンテージのリザーブワイン比率は40%。
キュヴェ エリザベス サルモンも良年のみ作られるロゼで最上のピノノワールおよびシャルドネで構成。10%の赤ワインが加えられています。
【テイスティングコメント】
生産者: ビルカール サルモン
銘柄: キュヴェ エリザベス サルモン 2002
品種: ピノノワール50%、シャルドネ50%

約29000円、WA93ot(2000)
淡いピンク、粘性は中庸。
驚愕の凄まじいロゼ。
バニラやハチミツ、ブリオッシュなどの豊満な要素と瑞々しいフランボワーズやストロベリーのコンポート、出汁の様な旨味が共存している。それらにクリーミーなバターの様な要素が絡み合い赤系果実のケーキの様な風味が感じられる。フレッシュハーブやほのかにスミレの様な要素、シナモンやビスケットなどの要素も。徐々にロースト的なワッフルを思わせる風味もある。
ロゼに対してより強い果実味とはっきりとしたMLF M、それに瑞々しさが加わっている。屈託の無いピュアな果実味がある。
旨味の表出が無印に比べて非常に高く、口の中で広く広がっていく、ロゼはどっしりとした口の中での膨らみがあるが、それらを凝縮させているかのような濃密かつ繊細な赤系ベリーを感じさせるピュアな風味が口の中に広がっていく。緻密。
【所感】

ブリュット ロゼがグリニッシュで、クリーン、そして瑞々しく果実味、どっしりとした旨味があるのに対して、よりエリザベス サルモンは繊細で緻密、そして過不足の無い完璧なロゼシャンパーニュと言える。
ともすればブリュットロゼの方が大柄だが、広がる規模感はエリザベス サルモンが圧倒的だ。
それは要素が複雑であり、それらが極めて緻密に凝縮されている点に尽きる。これほどまでに緻密という言葉が似合うシャンパーニュはなかなかないかもしれない。ふくよかなMLFや樽の要素と赤系果実の蜜を濃縮した様な果実味、瑞々しさ、スミレの華やかさがが見事に補完しあっている。それでいて受ける印象は恐ろしいくらいにクリア。グリニッシュさは殆ど感じられず、フレッシュハーブの要素はごくわずかにしか感じられない。
香りの完全性もさる事ながら、口の中に含んだ時の感覚も極めて素晴らしい。旨味の鮮烈さこそ影を潜めているが、水面の波紋の様に静かに広がっていく余韻と旨味が素晴らしい。まさに凝縮されている。
全てにおいて静的で、それでいて明確なワインであるとおもう。
ロゼはブリュットとエリザベス サルモンの差がかなり大きい印象。恐ろしいワインだ...。一体どこの畑のものなのだろうか。
いや、ビルカールサルモンのクロ サン ティレールを見るにグランクリュ、プルミエクリュの差はこの際考慮から外していいのだろう。当初の取引額を示した基準でしかないのだから。
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