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<大阪維新の会>松井知事「都構想再挑戦」11月選挙公約に

毎日新聞 8月28日(金)13時39分配信

 大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は28日、府庁で記者団に対し「二重行政を解消するため、大阪の政治を変えていくため、都構想に再挑戦する」と語り、11月22日投開票の大阪府知事選、大阪市長選のダブル選で、5月の住民投票で否決された大阪都構想を再び公約に掲げることを明らかにした。

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 松井氏はこれまで、都構想の対案として自民党の提案で設置された「大阪戦略調整会議」が運営方法などを巡り紛糾していることについて「全く機能しない」などと繰り返し批判してきた。この日も「府と大阪市の二重行政をなくし、豊かな大阪をつくるのを公約に掲げてきた。大阪会議が成り立たない中で、都構想に再挑戦するのが我々の使命だ」と述べた。

 「否決からわずか3カ月での再掲は時期尚早ではないか」との指摘に対し、「大阪会議が機能しない中で、どうやって二重行政を解消するのか」と都構想しか解決方法がないと強調した。

 松井氏は今月初め、「自治体の制度を作り替えることが重要と主張する時がくるんじゃないか」と話し、都構想再掲の可能性を示唆していた。都構想は2010年に橋下徹・大阪市長(当時は知事)が掲げ、今年5月に賛否を問う住民投票を実施し、僅差で否決された。【熊谷豪、松井聡】

最終更新:8月28日(金)14時28分

毎日新聞