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山口組 傘下13団体を絶縁や破門の処分に8月28日 14時52分
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分裂する動きがある国内最大の指定暴力団・山口組が、傘下の13の団体を「絶縁」や「破門」の処分にしたことが警察当局への取材で分かりました。警察当局は、離脱しようとした動きに対する処分とみて、新しい組織の立ち上げや対立抗争への発展の動きがないか警戒を強めています。
神戸市に総本部がある指定暴力団・山口組は、去年の時点で構成員や準構成員などが2万3000人余りに上る国内最大の暴力団ですが、警察当局によりますと、分裂する動きがあるということです。
警察当局へのその後の取材で、山口組が、傘下の団体で最も組員などの数が多い神戸市に本部がある「山健組」など、関西を中心とした13の団体を「絶縁」や「破門」の処分にしたことが分かりました。このうち、「山健組」など5団体が「絶縁」の処分を受けたということです。
処分を受けた団体は、山口組の現在の組長の出身母体で名古屋市に本部がある「弘道会」の組織運営などに反発していたとみられ、山口組を離脱して新たな組織を作ろうとしているという情報があるということです。
警察当局は、こうした動きに対する処分とみて、新しい組織の立ち上げや対立抗争への発展の動きがないか情報収集を進めるとともに、団体の事務所などの警戒を強めています。
警察当局へのその後の取材で、山口組が、傘下の団体で最も組員などの数が多い神戸市に本部がある「山健組」など、関西を中心とした13の団体を「絶縁」や「破門」の処分にしたことが分かりました。このうち、「山健組」など5団体が「絶縁」の処分を受けたということです。
処分を受けた団体は、山口組の現在の組長の出身母体で名古屋市に本部がある「弘道会」の組織運営などに反発していたとみられ、山口組を離脱して新たな組織を作ろうとしているという情報があるということです。
警察当局は、こうした動きに対する処分とみて、新しい組織の立ち上げや対立抗争への発展の動きがないか情報収集を進めるとともに、団体の事務所などの警戒を強めています。