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7月の家庭消費支出 2か月連続の減少
8月28日 8時41分

先月の家庭の消費支出は、増税の影響で自動車の購入などの支出が減ったことから、去年の同じ月を0.2%下回って2か月連続の減少となりました。
総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の消費支出は、1人暮らしを除く世帯で28万471円で、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を0.2%下回って、2か月連続の減少となりました。
これは、夏の猛暑の影響でエアコンや飲料などへの支出が増えた一方で、住宅のリフォームへの支出が減ったり、消費税や軽自動車税の引き上げの影響で自動車の購入が減ったことなどによるものです。
ただ、マイナスの幅は6月の2%よりも縮小していて、消費支出に大きな影響を与える自動車や住宅関係などを除くとプラスとなっていることから、総務省では「消費は全体として緩やかな回復傾向が続いている」としています。
あわせて発表された、自営業者などを除いたサラリーマン世帯の先月の収入は58万7156円と、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を5.4%上回って、4か月連続で増加しました。

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