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カザフスタン「核燃料バンク」設立合意の署名
8月28日 7時01分

IAEA=国際原子力機関と中央アジアのカザフスタンは、27日、低濃縮ウランの備蓄と供給を行う「核燃料バンク」を設立する合意文書の署名式を行い、核の拡散防止につながるのではないかと期待されています。
カザフスタンの首都アスタナでは、27日、IAEAの天野事務局長とカザフスタンのイドリソフ外相が、「核燃料バンク」を東部のウスチカメノゴルスクに設立する文書に署名しました。2年後の稼働を目指す「核燃料バンク」はIAEAの管理のもと、大都市に3年間電力供給を行うのに十分な原子力発電用の低濃縮ウラン90トンを備蓄し、必要に応じて各国に供給します。
「核燃料バンク」は、国際機関が低濃縮ウランの安定供給を保証することで、核兵器の製造にもつながるウランの濃縮活動を抑え、核の拡散を防止するねらいがあり、イドリソフ外相は「原子力エネルギーの発展と世界の安全保障に同時に貢献する」と決意を述べました。カザフスタンは世界最大のウラン産出国ですが、北東部にあるセミパラチンスクの核実験場では、ソビエト時代の40年間に450回以上の核実験が行われ、地域の住民らおよそ100万人が被ばくしたといわれ、核の不拡散に熱心な国として知られています。

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