広州恒大淘宝サポーターが大挙してくるカラクリ?

昨晩は日立柏サッカー場にて、AFCチャンピオンズリーグの柏レイソル v 広州恒大淘宝のゲームを見て来ました。

個人的にはACLでは、時間が合う時は関東圏のクラブのゲームを現地で見るようにしていまして、REDS以外のクラブの時は、アウェイ側でひっそりと見ています。


そんなこんなで、広州恒大淘宝のゲームを現地で見るのは、2013年のREDSのH&A、2年前の日立台、2年前のソウルでのファイナル、去年の横浜に続き6ゲーム目、広州恒大淘宝エリアで見るのは3回目でした。

実際、広州恒大淘宝のサポーターは日本開催のゲームに大挙してやってきますし、ソウルでのファイナルの時は1万人くらいいました。

不動産バブルで成り上がったオーナー会社(恒大地産)がバックについているため、アジアクラブナンバーワンの資金力を誇るクラブですが、大金を積んで大物外国人プレーヤーを獲得したり、揃いの応援ユニフォームTシャツを全員に配布したりと派手なイメージがあります。

広州恒大淘宝サポーターがなぜ大挙してくるのか、そのカラクリに迫ってみたいと思います。

日立台への道に迷ってた中国人を道案内しがてら聞いてみた


昨日は日立台へ向かう道で、道を聞いていた1人の中国人に出会いました。
自分はこういうことに出くわしたら極力フォローします(アウェイではフォローしてもらえるしお互い様ですよね)。

見た目から想像するに20台中盤の男性。柏レイソルのことを、柏太陽神(レイソルの中国語表記:かしわたいようしん)とそのまま読んでいたくらいで、初めてのサッカー観戦とのことでした。




前日にTwitterで上記情報が流れてましたし、去年の横浜でのゲームのときに、横浜在住の中国人の方とスタンドで話をしていたときに、チケットなんてタダで配ってるのに! って言われたのも思い出し、ちょっと探りを入れてみました。

「チケット無料で配ってるみたいだけども、この時間(キックオフ1時間15分前)でも間に合うかなぁ?」

その結果は、協会(NPO法人 日本華僑体育交流協会)へ事前申請していないとチケットがもらえないのと、引換の際に事前申請の時に発行された番号と身分証の提示が必要とのことでした。

協会のサイトの記事を見る限り、協会への事前申込か加盟団体のメンバーが優先で、そこから余った分が無料で配られる仕組みになってるのかと思います。
(そういえば、道案内した中国人は18:00に着かなければまずかったらしく、めっちゃ急いでました。あのペースで歩いてたら18:00ちょいすぎ到着でしたから。)

  日立台 案内図



ちなみに、道案内してあげた中国人は留学生ではなく、社会人とのこと。 おそらく、電車で来る中国人が大半なので、5000円の支給というのは、交通費変わりなのだと思いますが、差額は日当になるようなもので、それ目当てで若い留学生が殺到しているのかなぁとも思いました。

広州恒大は現地留学生を動員というイメージがついてますが、客層を見てると、結構中年の方やファミリーもいらっしゃいました。
思えば、横浜で話をした中国人の方も15年前に来日して、南与野(浦和から近い駅)に済んでいて、埼スタや駒場にも行ったことあるって言ってました。


直接聞くのはちょっと失礼かなぁと思いましたので、あえてお金の方については質問することは避けましたが、クラブのオーナー(広州恒大のオーナー会社である恒大の地産)がアウェイ側のチケットを一括購入し、現地在住者をNPOの協会経由で事前募集して、チケットと応援Tシャツと交通費+αの日当を無料配布というのが、どうやら真相のようです。


また、スタジアムと主要駅や大学を結ぶバス送迎もやっており、今回は9台でした。(前回の2013年は25台程度)
  広州恒大 バス 2015







実際に広州から日本へ遠征して来たのはどのくらい?


サポーターが大挙して日立台には2500人くらいいるはずなのに、遠征してくる人数が少なそうなのは、NPOの日本華僑体育交流協会と日本在住中国人の強力なバックアップがあるからです。

昨日はNPOの協会経由で1000枚+加盟団体分の配布が行われていましたが、中心を陣取っている広州から来た3つのユニオンと在日本のユニオンと合わせても200-300人といった程度でした。

ですので、実態は9割程度が日本在住の方で、広州恒大のチャント(応援歌)を把握しているとは言いがたい状況かなと思います。
広州のホームでは歌われているチャントが昨日は全くと言っていいほどなかったのは、このあたりが理由かもしれません。


ちなみに、無料チケットの配布から入場までの流れはこのような感じでした。

(1)アウェイ側に到着したら、テントで申し込みをする
     
     


(2)テントで申し込みをした際にもらった付箋を待機列入口で渡して列に並ぶ
     


(3)待機列の先頭でチケットをもらう

(4)手荷物検査の直前でプラカード兼注意書きのA3サイズの紙(下記写真)と中国国旗のシールを貰う
  広州恒大 プラカード
  広州恒大 注意書き

(5)手荷物検査

(6)チケットもぎり

(7)ユニフォームTシャツをもらう
     


(8)スタンドへ


ちなみに、広州から来た3つのユニオンと日本恒大赤焰虎球迷協会という、在日本の広州恒大のサポーターユニオンがバックアップしており、入場時は列整理や応援Tシャツの配布、試合後のスタンドのゴミ拾いなどを率先してやってました。

日本恒大赤焰虎球迷協会の彼らは若い子が多く、フレンドリーで礼儀正しい好青年でした。


かつては韓国の城南一和(現:城南FC)のサポーターが三ツ沢球技場の半分以上をジャックしたことがありましたが、日本でアウェイスタンドを1000人単位で埋めるクラブのサポーターにはだいたい動員がつきものなようです(城南一和は統一教会)。







応援風景


広州から来たユニオンと在日本のユニオンは選手のコールなどもしてましたが、チャント(応援歌)を歌うこともなく、コール中心でした。

2年前に自分が広州遠征した時に聞いた話ではREDSやJクラブのチャントをYoutubeやストリーミングで研究してるということで、実際にホームでは結構歌ってる時間も多いです。

以前、こんなこともありましたしw。







おそらく、コール中心だったのは、前回の日立台での反省を踏まえてコール中心にしたのかなぁと思いました。




ちなみに、上のような自然発生のコールは今回はわずかだったと思います。



動員をかければ、スタンドは埋まりますし、雰囲気は出ますが、こういったジレンマも発生するわけですから、難しいものだなぁと改めて思いました。
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テーマ : ACL
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