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ストーカー再犯防止 警察官と医師が連携へ
8月28日 7時09分

ストーカー再犯防止 警察官と医師が連携へ
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ストーカー被害が後を絶たないなか、警察庁はストーカー行為を繰り返す加害者の再犯を防ごうと、警察官が専門の医師と連携して加害者に受診を促す新たな取り組みを始める方針を固めました。
警察庁によりますと、去年、警察に寄せられたストーカー被害の相談や通報は全国で2万2800件余りと、これまでで最も多くなっていて、警察から警告を受けてもストーカー行為を繰り返す加害者も相次いでいるということです。このため、警察庁はこうした加害者の再犯を防ごうと、警察官が専門の医師と連携して加害者に受診を促す新たな取り組みを始める方針を固めました。
対象となるのは、ストーカー規制法に基づいて禁止命令が出されるなどストーカー行為を繰り返すおそれがある加害者で、警察官が本人の同意を得たうえで医師に相談し、治療が必要かどうか判断してもらいます。治療が必要と判断されれば、警察官が加害者に受診を促し、必要があれば警察官や家族が立ち会って医師から接し方などについてアドバイスを受けるということです。治療費は加害者本人が負担し、警察が医師のアドバイスを受ける費用の半額は国が補助するということです。
警察庁は「警察官が専門の医師のアドバイスを受けて加害者の治療につなげることでストーカー行為を繰り返す加害者を1人でも減らしたい」としています。

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