【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が10月10日の朝鮮労働党創建70周年を記念し、平壌の金日成広場で行う大規模軍事パレードを準備する様子が27日、確認された。
聯合ニュースが同日、グーグルの衛星写真を分析した結果、北朝鮮は平壌の美林飛行場に砲兵装備や装甲車とみられる兵器を集結させ準備を進めている。
韓国政府当局者も北朝鮮がスカッドやノドンなどの各種ミサイル、240ミリロケット弾などの砲兵装備、装甲車などを動員し軍事パレードを準備していることを確認した。
また、別の政府関係者は「10月10日前後に北朝鮮がミサイル発射などの戦略的挑発に出る可能性がある」と伝えた。ただ、新型兵器があるかは確認できていないという。
北朝鮮は日本による植民地支配から解放された直後に金日成(キム・イルソン)主席が出席する中、朝鮮共産党西北五道党責任者大会などが行われた1945年10月10日を党の創建記念日としている。