【仁川聯合ニュース】アジアを運航するクルーズ船としては最大級の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万7000トン)が27日、韓国北西部の仁川港に初寄港した。
韓国への寄港も初めてで、過去最大規模のクルーズ船となる。中国・上海発着で日本を訪問する予定だったが、台風の影響で行き先を韓国に変更した。
クァンタム・オブ・ザ・シーズは、クルーズ世界大手の米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが上海を中心に運航する全長348メートルの豪華客船だ。
この日午前7時、乗客4672人と乗組員1603人を乗せ、松島国際都市の仁川新港に入港した。
同船は6月から仁川港や釜山港など韓国寄港を本格化する予定だったが、韓国での中東呼吸器症候群(MERS)感染拡大を受け、寄港を全面的に取りやめていた。