【ソウル聯合ニュース】韓米両軍当局が有事の際に適用する新たな作戦計画をまとめ、今年6月に署名していたことが27日、分かった。韓国軍関係者が明らかにした。
同計画は北朝鮮の核・ミサイル・生物化学兵器など大量破壊兵器の攻撃的除去に重点を置き、有事の際に先制攻撃する概念が適用されたもようだ。
韓米両国は2010年10月の韓米定例安保協議(SCM)で北朝鮮の脅威や戦略状況の変化に総合的に対応できる新たな作戦計画を樹立するため、「戦略企画指針(SPG)」をまとめ署名した。
北朝鮮の大量破壊兵器を攻撃的に除去する概念は同計画の基盤になるもので、既に韓米両軍の作戦に適用されている。
17日から28日まで実施中の韓米の定例合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)でも、同計画に反映されている北朝鮮の生物化学兵器の脅威および対応手順を適用し訓練を進めているとされる。