7月の百貨店売上高増加 MERS前の水準回復=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の百貨店と大型スーパーの売上高が中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響から脱し、流行前の水準に回復した。

 産業通商資源部が26日発表した資料によると、7月の百貨店の売上高は、生活家電や海外有名ブランドの販売が増えたことで、前年同月比0.7%増加した。

 6月は同11.9%の減少だったが、MERSがほぼ終息状態となり増加に転じた。MERS流行前の3~5月の水準(平均マイナス0.5%)に回復した。

 大型スーパーは同1.8%減少した。6月(同10.2%減)より減少幅が縮小し、3~5月(平均マイナス2.1%)とほぼ同じ水準となった。MERSの影響は脱したが、食品以外の品目の回復は鈍い。

 コンビニエンスストアは、たばこの値上げに伴い同31.4%増えた。増加は6カ月連続。

 大型食品スーパー(SSM)は同0.1%減少した。農水産食品と非食品分野の売り上げが減った。

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