野球は日本のメダル獲得が有望で、全国的な盛り上がりが期待できる。WBSCは、入場券収入は約56億円に上ると試算した。フラッカリ会長は「五輪に付加価値をもたらす」と自信を示した。
国際サーフィン協会のアギーレ会長はファッション性の高いマリンスポーツとして浸透しているとし「世界中の若者の注目を集める」とPR。世界スカッシュ連盟のラマチャンドラン会長は大規模施設が不要で「低コストで行える」と訴えた。いずれも日本での人気は野球に劣るが、IOCが重視する「若者」と「コスト」を強く意識した。
スケボー有力
IOCは昨年12月の総会で承認した改革「五輪アジェンダ2020」で、五輪開催の魅力を高めるため開催都市に追加種目を提案する権利を認めた。一方、6月の理事会で、五輪運動へのレガシー(遺産)や開催経費など35の評価項目を決定。選考は日本での人気だけでなく、さまざまな観点から行われる。