済州ユナイテッドは25日、韓国プロサッカー連盟にカン・スイルの任意脱退公示を要請した。任意脱退公示になると、カン・スイルは元所属チーム・済州の許可なしに他チームに移籍することができなくなる。
カン・スイルは今年5月のドーピング検査で禁止薬物のメチルテストステロンが陽性反応を示し、大韓サッカー協会から6カ月、韓国プロサッカー連盟からは15試合の出場停止処分を受けた。所属チームの配慮で出身地の京畿道議政府に戻っていたカン・スイルは、今月24日早朝に飲酒運転(血中アルコール濃度0.110%・免許取り消しに該当)をし、議政府医療院交差点でタクシーに衝突する事故を起こした。当初は同乗の友人が運転していたと虚偽の説明をしたが、警察の追及で自分が運転していたことを認めた。カン・スイルは2010年に仁川ユナイテッドに所属していたときも暴力事件に関与、任意脱退になったことがある。