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うその書き込みで110番 全国で相次ぐ8月26日 18時44分
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携帯電話を操作させて110番通報させるインターネットのうその書き込みに誘導され、誤った110番通報が全国で少なくとも22の府と県で相次いでいることが分かり、警察庁は緊急の通報に支障が出るおそれがあるとして、こうした操作をしないよう注意を呼びかけています。
警察庁によりますと、おとといの夜、沖縄県で110番通報があり、無言で切れたため、警察が安否を確認しようと電話をかけ直したところ、通報した人は「ツイッターで書き込みを見て携帯電話を操作したらつながってしまった」と説明しました。
沖縄県警が調べたところ、ツイッターに「アイフォーンの裏技として、『1』を2回押して『0』を押した後、通話ボタンを押すなどすると、通信制限が解除される」などという、うその書き込みが見つかったということです。
沖縄県警はサイトの運営会社に削除を要請するとともに、業務妨害の疑いもあるとみて捜査を検討しているということです。
同じような報告は警察庁に相次いで寄せられていて、これまでに全国で少なくとも22の府と県に上っているということです。
これまでのところ緊急の通報を受け付けられなくなるなどの影響は出ていないということですが、警察庁は「110番の回線が塞がり、緊急の通報に支障が出るおそれもあり、うその書き込みにだまされないで、こうした操作はしないようにしてほしい」と注意を呼びかけています。
沖縄県警が調べたところ、ツイッターに「アイフォーンの裏技として、『1』を2回押して『0』を押した後、通話ボタンを押すなどすると、通信制限が解除される」などという、うその書き込みが見つかったということです。
沖縄県警はサイトの運営会社に削除を要請するとともに、業務妨害の疑いもあるとみて捜査を検討しているということです。
同じような報告は警察庁に相次いで寄せられていて、これまでに全国で少なくとも22の府と県に上っているということです。
これまでのところ緊急の通報を受け付けられなくなるなどの影響は出ていないということですが、警察庁は「110番の回線が塞がり、緊急の通報に支障が出るおそれもあり、うその書き込みにだまされないで、こうした操作はしないようにしてほしい」と注意を呼びかけています。
無言110番が通常の倍に
警視庁によりますと、警視庁の通信指令本部には、通常1日当たりおよそ5000件の110番通報があり、このうちおよそ600件が無言電話だということです。ところが25日は無言の110番が通常の倍のおよそ1200件あったということです。
インターネットのツイッターには、スマートフォンで「1」「1」「0」を入力して通話ボタンを押すなどすると通信制限が解除されるなどという、うその手口を伝える投稿が相次いでいます。
警視庁は、ツイッターのうその情報を見てスマートフォンを操作して通報したケースが数百件あった可能性が高いとみています。
インターネットのツイッターには、スマートフォンで「1」「1」「0」を入力して通話ボタンを押すなどすると通信制限が解除されるなどという、うその手口を伝える投稿が相次いでいます。
警視庁は、ツイッターのうその情報を見てスマートフォンを操作して通報したケースが数百件あった可能性が高いとみています。