一部の月刊誌9月号で、現在地で建て替え予定のNHK放送センターについて、「籾井会長は現在地でとどまることになった理由を説明していない」と伝えています。 しかしNHKは、今年6月に経営委員会の議決を頂き、新放送センターを現在地で建て替える方針を籾井会長が公表した際、「現在地は地盤が強固な上、都内主要箇所へのアクセスが便利で、NHKの使命である防災・減災報道の拠点としてふさわしい場所であること。また、敷地が8.3ヘクタールあるため今後も一体整備が可能で、災害発生時にオールNHKで業務に取り組む体制をつくりやすく、新サービスを展開するうえでも報道や制作など部門を超えた知恵やパワーを結集することができる」と明確に説明しています。新放送センターは、国民の生命・財産を守るためいついかなる時でも放送を出し続けることのできる強靭な建物にするとともに、スーパーハイビジョンやインターネットなどの新たなサービスにも対応できる機能を備えたものにしたいと考えています。 |