韓国の家計負債110兆円突破(ハンギョレ)
家計負債が第1四半期までに1098兆ウォンになっていて、「まあ、次の四半期には1100兆ウォンを超えてくるでしょう」という話だったのですが案の定。
それも1四半期で3兆円ペースという、なかなかのペースですね。ハンギョレの記事にグラフがありますが、角度が他の期とちょっと違うのが分かります。
たまに「韓国の家計負債って、クレジットカードの支払いもあるからそれほど深刻なんじゃないの?」とちょっと鋭い話をする人もいるのですが。
まあ、確かにそれもあるのですよ。
アメリカ並のクレジットカード社会なので。
でも、クレジットカードの支払いだったら給料日後に支払われて終了なのです。つまり、行って戻ってするだけなら、こんなに急激に増えるはずがないのです。
記事中にあるように全体の家計負債の額は1130兆5000億ウォンですが、そのうち貸し出しは1071兆ウォン。つまり、クレジットカードによる掛売状態の負債額は約60兆ウォンにしか過ぎないのです。
あれ、6兆円相当ってことか。……韓国のひとりあたり12万円。赤ん坊から老人まで含めて。あれ、思ってたよりも多いな。
……ま、まあそれはともかく。
それよりも恐ろしいのは韓国人の多くが「低利息のいまこそ不動産を買うべきだ」、もしくはチョンセが肥大しているのでもうそれよりも不動産を買うしかないくらいの勢いになっているところです。
来年から総量規制のような不動産への投資を抑制する政策が開始されるので、むしろ年内は不動産への投資が活況になったりするのかもしれません。
このニュースがあったあとの不動産状況を見てないのでなんともいえませんし、このニュースが出たのは7月なので第3四半期の数字を見ないとなんとも言えませんけどね。
これまで、韓国の土地神話というのは敗れていません。
いや、正確にいえばいくつか敗れているのですが、それは「開発の失敗」「ディベロッパーの手腕」が原因であって、土地神話の敗北ではない……という感じですかね。
本格的なバブル崩壊を迎えたことがないので、その恐ろしさが見えていないのでしょうけども。
記事中にも 2012年にした韓国のバブル崩壊モデルの予想が当たるのか外れるのか、そろそろ結論が見えてきそうな感じです。
韓国銀行が25日発表した「2015年第2四半期家計信用」資料によれば、6月末基準で家計信用残額は1130兆5千億ウォンと集計された。3月末の家計信用残額(1098兆3千億ウォン)に比べて32兆2千億ウォン(2.9%)増えた。これは1分期の増加額(13兆ウォン)の2.5倍に達する規模で、分期基準で歴代最大増加幅だ。 1年前の昨年2分期末(1035兆9千億ウォン)と比較すれば、家計負債が1年間に94兆6千億ウォン(9.1%)急増した。家計信用は家計負債の水準を示す代表的な統計で、金融圏全体の家計貸し出しと販売信用(決済前のカード使用金額)で構成される。
家計信用のうち家計貸し出しは1071兆ウォンで、前分期末より31兆7千億ウォン(3.0%)増え、家計信用増加額の大部分を占めた。 銀行の住宅担保貸し出しは、都市銀行が販売した安心転換融資債権が住宅金融公社に譲渡されるため、統計上は3兆ウォン減った372兆2千億ウォンと集計された。 だが安心転換融資変数を除いて見れば、銀行の住宅担保融資は事実上20兆7千億ウォン増加した。 相次いだ金利の引き下げと住宅貸切保証金の暴騰、政府の不動産市場活性化対策の影響で家計が住宅を買うために借金を増やした結果と解説される。
(引用ここまで)
家計負債が第1四半期までに1098兆ウォンになっていて、「まあ、次の四半期には1100兆ウォンを超えてくるでしょう」という話だったのですが案の定。
それも1四半期で3兆円ペースという、なかなかのペースですね。ハンギョレの記事にグラフがありますが、角度が他の期とちょっと違うのが分かります。
たまに「韓国の家計負債って、クレジットカードの支払いもあるからそれほど深刻なんじゃないの?」とちょっと鋭い話をする人もいるのですが。
まあ、確かにそれもあるのですよ。
アメリカ並のクレジットカード社会なので。
でも、クレジットカードの支払いだったら給料日後に支払われて終了なのです。つまり、行って戻ってするだけなら、こんなに急激に増えるはずがないのです。
記事中にあるように全体の家計負債の額は1130兆5000億ウォンですが、そのうち貸し出しは1071兆ウォン。つまり、クレジットカードによる掛売状態の負債額は約60兆ウォンにしか過ぎないのです。
あれ、6兆円相当ってことか。……韓国のひとりあたり12万円。赤ん坊から老人まで含めて。あれ、思ってたよりも多いな。
……ま、まあそれはともかく。
それよりも恐ろしいのは韓国人の多くが「低利息のいまこそ不動産を買うべきだ」、もしくはチョンセが肥大しているのでもうそれよりも不動産を買うしかないくらいの勢いになっているところです。
来年から総量規制のような不動産への投資を抑制する政策が開始されるので、むしろ年内は不動産への投資が活況になったりするのかもしれません。
このニュースがあったあとの不動産状況を見てないのでなんともいえませんし、このニュースが出たのは7月なので第3四半期の数字を見ないとなんとも言えませんけどね。
これまで、韓国の土地神話というのは敗れていません。
いや、正確にいえばいくつか敗れているのですが、それは「開発の失敗」「ディベロッパーの手腕」が原因であって、土地神話の敗北ではない……という感じですかね。
本格的なバブル崩壊を迎えたことがないので、その恐ろしさが見えていないのでしょうけども。
記事中にも 2012年にした韓国のバブル崩壊モデルの予想が当たるのか外れるのか、そろそろ結論が見えてきそうな感じです。
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差額が利益の南朝鮮式資産運営って、不動産価格が上昇し続けて居る間しか
成立しない、一種のバブルの様な気がするが・・・うん、まぁ がんばれ。
夢は見る事で価値が有る。夢も希望も無いよりは良いんじゃ無かろうか。