<天津爆発>現場付近のマンション、「基本的に安全」の評価=中国ネット「基本的にってどういうことだよ」「この国にわずかな幻想も抱かなくなる」

配信日時:2015年8月27日(木) 23時38分
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26日、中国新聞網によると、中国天津市で起きた爆発事故で深刻なダメージを受けた現場付近の住宅12棟について、天津市不動産安全鑑定検査センターは「通常通り使用できる」との診断結果を発表した。写真は事故当時のマンション。
2015年8月26日、中国新聞網によると、中国天津市で起きた爆発事故で深刻なダメージを受けた現場付近の住宅12棟について、天津市不動産安全鑑定検査センターは「通常通り使用できる」との診断結果を発表した。

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診断を受けたのは現場に近い海港城清水藍湾1、2、3、4、5、6、8、10号棟、啓航嘉園1、2、3号棟、金域藍湾5号棟の計12棟。清水藍湾1号棟がB判定となったほかはいずれもA判定で、12棟すべてについて「基本的に正常な使用ができる」と診断された。

これを受け、中国のネットユーザーからは不満の声が多くあがっている。

「予想通り」
「なんて楽観的なんだ」
「恥知らず!」

「まずは指導部が住んでみてくれ」
「基準は満たしても誰も住みたくないだろう」
「簡単なことだ。党幹部が模範を示して住めばいい。住民と家を交換しなさい」

「骨組みがダメージを受けていなければ全体の安全性には問題ない。主観で騒ぐのはナシだ」

「『基本的に』ってどういうことだよ」
「自分たちでもよくわからないから『基本的に』って言ってるんだろう」
「『基本的に』とはうまい表現を見付けたな」

「いずれにしろ、爆発後に何の問題も起きていないらしい。水も空気も汚染されていないし、建物も壊れていないようだ」
「最終的に、納得できない住民が出て行く費用は自己負担になるんだろ?売れないし、賃貸にも出せない。残るのはローンだけ。彼らはきっとこの国にわずかな幻想も抱かなくなるだろう」
「基本的??じゃあ、おれたちは今後、こういう理解でいいのか?政府の話は基本的に信用できる。専門家の鑑定は基本的に正しい。CCTV(中国中央テレビ)のニュースは基本的に事実」(翻訳・編集/北田)

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