【ソウル聯合ニュース】先の南北高官協議に北朝鮮代表として出席した金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)は27日、朝鮮中央通信記者に対し「協議の合意精神に基づき、全ての同胞の志向と念願に合うよう北南(南北)関係を改善するため積極的に努力する」と述べ、関係改善に意欲を示した。金氏は党で対韓国関係を統括している。
金氏は「北南関係が統一を目指す建設的な方向に進むべきだ」と強調し、これに向け「当局間の対話と交渉を発展させて互いの関心事となっている問題を解決し、さまざまな分野で交流と協力を活性化させていくべきだ」と提案した。
韓国と北朝鮮は22~25日の高官協議で、軍事的緊張の緩和や当局者会談の開催、民間交流の活性化などに合意した。