糞食らえ、という気持ちがなくなってきていると思うねん。私にも、あなたにも。
反抗期のことを覚えていますか?それは親に対してでしたか?先生に?それとも社会に?
窓ガラス壊してまわったりしましたか?夢を書いたテストの裏紙ヒコーキ飛ばしたり、学校フけてデートクラブ行ったり?
その気持ちどこ行ったんですか? 見つからない?
これ見れば見つかるよ!秩序のない10代に水平チョップするような大人にはなりたくないなら見つけた方がいいよ!
※以下ほぼネタバレなし
邦題について
賛否両論あり、いな、否の方が多いであろうこの邦題、だが私は基本的に支持!
ちなみに
原題は
Få meg på, for faen
いや知らん。
英題は
Turn me on Dammit!
英題の方、ただただ性欲暴走してるだけですよね? まぁ実際ジャケットの写真見てもわかるように確かに主人公の性欲は暴走しているんですが、それだけの映画じゃないんです。これ。だから恋愛妄想、っていうダサ目のタイトルで問題ないねんよ!!
ダサくっても、妄想の方がいいんですよ。何かが起こってしまったらもうそれを上回ることは難しいから。
まぁ語彙はもうちょっと選べたかもね。
キャラが立ってる
セリフのある全キャラが立っていると言っても過言ではないんです。
主人公のアルマはもちろん、サラとイングの双子姉妹、変態アルトゥール、母、スパイおばさんに、都会オスロに住む美しいお兄さんお姉さん、全員わずかな時間でどんな人なのかが伝わる演出をしてくれていますねん。映画にありがちな、個性的過ぎてエピソードもとんでもなくしてしまうような演出はありません。あくまでも瑣末、詳細な状況を積み重ねていって、リアルにしていく、そんな演出がすんごい素敵でしたやん?
私はサラがむちゃくちゃかわいいと思いましたね。
実は
過激なのは80分のうちのほんの少しだけで、残りはたっぷりじっくりゆっくりねっとりうっとりと、少女から大人になる、かけがえのない瞬間を写しているのです。
そうです、我々がもう二度と味わうことのできないあの瞬間・・・・・・盗んだバイクで走り出したり、大嫌い、大嫌い、大嫌い、大好き、アーッな瞬間、そばかすをちょっとひとなでしてため息をひとつした瞬間・・・・・・を思い出せると思うよ!
あー明日も会社休も