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東北薬科大の医学部、新設可と設置審が答申- 留意事項も提示、月内正式認可へ
東北薬科大(仙台市青葉区)が来年4月開学予定で新設を申請中の医学部について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)は27日、下村博文文科相の諮問に対し、新設を「可」と答申した。設置審は、医学部の教室の名称や付属病院の整備計画などについて計13項目の「留意事項」も示した。下村文科相が月内に正式認可する。【丸山紀一朗】
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設置審は認可の審査に当たり、約40年ぶりの医学部新設の申請であることや医学部の特殊性などを考慮し、東北薬科大の申請のみを審査する特別審査会を設け、書面に加えて実地審査も行ったという。
留意事項では、教室名称について、患者や学生にとって分かりやすいことが望ましいとした上で、内科学と外科学の教室に用いられる「第一」や「第三」といった名称が、「便宜的な印象を与える」とし、より分かりやすくするよう検討を促した。
また、付属病院の医師ら医療従事者の確保については、診療だけでなく、医学部の教育を実施する上でも重要だとし、適切な人員を確保するよう要求。さらに、8つの授業科目で教員の補充が必要だとし、開講までに充足するよう求めた。
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