禁止薬物を使用したとして出場停止の懲戒処分を受けた韓国プロサッカーKリーグ・済州ユナイテッド所属のカン・スイル選手(28)が24日、飲酒運転をして交通事故を起こした。カン選手は摘発された当時、同乗していた高校時代の同級生が運転していたように見せ掛けたが、警察の追及に対し、自分が運転していたことを認めた。京畿道議政府警察署によると、カン選手はこの日午前4時25分ごろ、議政府医療院交差点で自ら所有する乗用車を運転中、左折してきたタクシーと衝突した。当時のカン選手の血中アルコール濃度は0.110%で、免許取り消しの基準となる0.1%を超えていた。カン選手は育毛剤を使用していてドーピング検査に引っ掛かり、大韓サッカー協会の懲戒委員会から6カ月間(今年12月11日まで)の出場停止処分を受けていた。