いくら、美味しいですよね。
プチプチした食感と、お醤油の塩気と、魚卵ならではの濃厚さがたまりません。
でもね、お店で売っているのは、ちょっと塩辛かったり。
お値段も、お高め。。。
それなら筋子を買ってきて、自宅でいくらを作ればいいのよね。
自宅で作れば、薄味にも出来るし、
何と! 自宅で作ると、イクラのお値段って半額くらいになるの!!!
ということで、試行錯誤を繰り返すこと数年。
イクラのツブツブを潰さずに、手早く筋子をほぐすのが、ちょっと難しくて。
お魚屋さんでも、網を使ってほぐしてくれるけれど、潰れちゃったイクラの皮が残って、食感が悪いのよ。。。
そんなこんなの試行錯誤を経て、10年ほど前に、とうとうお寿司屋さんに教えてもらいました!
今日は、その方法を公開します。
驚かないでくださいね。
60℃のお湯に、筋子をボチャーンと入れるんです!
勿論、茹だって白くなってしまうなんてことはありません。
安心してください。
出来上がりの写真は、こちらです。
ほらね、よくご存知のいくらの醤油漬けでしょ☆
調味液に漬けたばかりなので、泡がでていますが、これは3時間くらいすると静まります。
それでは、イクラの醤油漬けの作り方の紹介です!
材料
- 筋子
- 塩
- 60℃のお湯
- 冷水(水道水)
<調味液>
- 日本酒
- 醤油
イクラ(皮を取った後)100gに対し、各5cc程度。
作り方
- ボウルに60℃のお湯と塩を入れ、海水よりやや濃い塩水を作ります。<写真左上 あ、まだ溶けていませんね>
- その中に筋子を入れて、ヘラや菜箸で混ぜて、外側の膜を収縮させます。<写真右上>
- 水道水を加え手が入れられるくらいの温度にしたら、手早く筋子をほぐし外側の膜とイクラの粒を分けていきます。<収縮した外側の膜が、写真右下>
- 笊に3をあけて、ゴミといくらを分けて行きます。
- ボウルに冷たい塩水を作り、4を加え、軽く混ぜるようにして皮などを浮かせては流し去るようにします。<写真左下>
- 5を2〜3回繰り返したら、笊にイクラをあけて水を切ります。ここまでを、10分くらいで行ってください。
- イクラから水が落ちなくなったら、日本酒と醤油を1:1に混ぜ合わせた調味液にイクラを加え、上下を返して全体に調味液がいき亘るようにします。
- 一晩おいたら、いくらの醤油漬けの完成です!
た〜っぷりのいくらを乗せた「いくら丼」を、心置きなく楽しんで〜☆
では、また。
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