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1店舗しかない松屋のカレー専門店 会長がこだわるその味は?

2015年8月27日 17時00分
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松屋のカレーは並々ならぬこだわりを持って作られているらしい……先日、ハーバービジネスオンラインに松屋のカレーを特集した記事が掲載され話題になっているとのこと。なんでも同社のカレーは
・カレーは35年前からの看板メニューの1つで、発売当初は帰省時のお土産にする人がいるほど大人気だった
・社長が無類のカレー好きで「耳の裏が熱くなるくらいでなければカレーじゃない!」という信念を持っており、スパイシーさに並々ならぬこだわりを持っている

とのこと。そんなカレーにこだわりを持った松屋は、テストケースとしてデータを取るためにカレー専門店の「マイカリー食堂」を三鷹駅前に構えているらしい。どのような味なのか気になったので、さっそくお店に行ってみた。

場所は松屋本社近くの三鷹駅前


松屋の創業の地は練馬区の江古田だが、本社所在地は三鷹駅のすぐ近く。三鷹駅前にはお酒やコース料理が楽しめる「鮨 割烹 福松」回転寿司の「すし松」など松屋の系列店が店を構えており、マイカリー食堂も北口から3分ほどの場所にある。


店舗前のポスターのデザインは松屋っぽい。松屋の通常店舗で売られていない「欧風ビーフカレー」は最近価格を改定したようだ。


食券機は松屋と同じ機械を使っている様子。今回は欧風ビーフカレー(税込590円)にトッピングで揚げなす&トマト(税込150円)とほうれん草(税込100円)を注文してみた。


松屋のカレーとの違いは?


席に着いて食券を渡すと店員さんが辛さの加減を3段階で聞いてきたので、今回は標準の中辛を注文。カレーは注文後小鍋で温めているようで、待つこと3分としないうちにメニューが登場。スパイスの香りはそこまで強くない。

さっそく食べてみると、牛肉のダシが効いた旨味たっぷりのリッチな味に仕上がっており、旨味に負けない辛味に驚く。牛肉は柔らかく煮込まれており、しっかりとカレーの味がしみ込んでいた。サイコロステーキくらいの大きさの牛肉には脂身が付いているが、この脂がカレーにコクを与えているようだ。
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