中国に救われた日本株、人民銀行の利下げでTOPIX急騰―中国メディア

配信日時:2015年8月27日(木) 16時32分
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26日、中国日報網は記事「中国中央銀行の政策金利・預金準備率引き下げ、日本株式市場を救う」を掲載した。中国の金融政策が結果的に日本株を救ったと報じている。資料写真。
2015年8月26日、中国日報網は記事「中国中央銀行の政策金利・預金準備率引き下げ、日本株式市場を救う」を掲載した。

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25日夜に中国人民銀行(中央銀行)は政策金利・預金準備率ともに0.25%引き下げると発表。これを受けて翌日の日本株式市場は10カ月ぶりとなる大きな上げを記録した。東証株価指数(TOPIX)は3.2%上昇の1478.97となった。

「一息つきました」と東京の投資企業関係者はコメントした。24日と25日の両日でTOPIXは8.9%もの急落を記録していただけに、中国の利下げのタイミングは素晴らしかったと評価している。(翻訳・編集/増田聡太郎)

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