甲子園に出場できるのは夏の大会が49校、春が32校(ともに記念大会を除く)。参加校が200校近い地域もあれば、甲子園の代表校はいつも同じという地域もある。そのため、甲子園出場は狭き門で、甲子園に出場したことのある学校はごく一握りしかない、というイメージが強い。
しかし、100年も大会が続くと、結構いろいろな学校が甲子園に出場している。2015年春までに行われた春夏合わせて183回の大会に参加した学校を単純に累計すると、総数は1000校を超える。ただし、戦前に出場していたかつての台湾・朝鮮・満州の各地区は現在は外国。また、師範学校は戦後大学に昇格しており、今では高校野球の予選には参加しない。
戦後の学制改革で統廃合があった他、近年は少子化による統合や閉校も相次いでいるため、数え方によって若干の変動はあるが、現存する学校のうち、1000校弱は甲子園に出場したことがある。2014年夏の地区大会に出場した学校の総数は3917校なので、実に4校に1校は甲子園に出場したことがあるのだ。
ただし地域差が激しく、出場率わずか1割の神奈川県から、鳥取県・和歌山県・島根県のように半数以上の学校が甲子園に出場している県までさまざま。それにしても、女子校出身者を除き、4人に1人くらいは「母校が甲子園に出たことがある」というのは驚きである。
                                    しかし、100年も大会が続くと、結構いろいろな学校が甲子園に出場している。2015年春までに行われた春夏合わせて183回の大会に参加した学校を単純に累計すると、総数は1000校を超える。ただし、戦前に出場していたかつての台湾・朝鮮・満州の各地区は現在は外国。また、師範学校は戦後大学に昇格しており、今では高校野球の予選には参加しない。
戦後の学制改革で統廃合があった他、近年は少子化による統合や閉校も相次いでいるため、数え方によって若干の変動はあるが、現存する学校のうち、1000校弱は甲子園に出場したことがある。2014年夏の地区大会に出場した学校の総数は3917校なので、実に4校に1校は甲子園に出場したことがあるのだ。
ただし地域差が激しく、出場率わずか1割の神奈川県から、鳥取県・和歌山県・島根県のように半数以上の学校が甲子園に出場している県までさまざま。それにしても、女子校出身者を除き、4人に1人くらいは「母校が甲子園に出たことがある」というのは驚きである。