福井商は、1984年(昭和59)から2003年(平成15)まで、実に20年間連続して県大会決勝に進出している。この間、決勝に勝利して甲子園に出場したのが10回、敗れたのが10回とちょうど半分ずつ。あまり注目されないが、これは隠れた大記録といえる。
中京大中京(愛知)や龍谷大平安(京都)といった、一時期毎年のように甲子園に出場していた学校も、甲子園に不出場の年は県大会のかなり早い段階で負けていることが多く、県大会の決勝戦進出に限れば、両校とも7年連続が最高。
福井商の他には、18年連続を記録した高知商(1947年~64年)もあるが、当時の高知県は参加校が十数校しかなく、今とは比べものにならない。近年、10年以上連続して県大会決勝に進んでいるのは、星稜高の11年連続(1975年~85年)くらいだ(県大会決勝が行われなかった場合は準決勝の勝利を含む)。
甲子園の常連校でも、いつも県大会決勝までは勝ち進んでいる、というわけではなく、1987年以降、28年間で20回甲子園に出場している智弁和歌山でも、最高は8年連続にすぎない。
現在継続中の学校では、明徳義塾(高知)の6年連続が最多で、福井商の20年に遠く及ばない。
中京大中京(愛知)や龍谷大平安(京都)といった、一時期毎年のように甲子園に出場していた学校も、甲子園に不出場の年は県大会のかなり早い段階で負けていることが多く、県大会の決勝戦進出に限れば、両校とも7年連続が最高。
福井商の他には、18年連続を記録した高知商(1947年~64年)もあるが、当時の高知県は参加校が十数校しかなく、今とは比べものにならない。近年、10年以上連続して県大会決勝に進んでいるのは、星稜高の11年連続(1975年~85年)くらいだ(県大会決勝が行われなかった場合は準決勝の勝利を含む)。
甲子園の常連校でも、いつも県大会決勝までは勝ち進んでいる、というわけではなく、1987年以降、28年間で20回甲子園に出場している智弁和歌山でも、最高は8年連続にすぎない。
現在継続中の学校では、明徳義塾(高知)の6年連続が最多で、福井商の20年に遠く及ばない。