MS、Windowsの使われ方をリアルタイムで調査する「Asimov」を導入

2014年10月2日 15時33分 (2014年10月6日 14時00分 更新)
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taraiok 曰く、

MicrosoftはWindows 8のテスト中、「スタートメニューの使用率が低下している」と認識し、その結果スタートメニューの廃止という変更が行われた。しかし、Windows 8のリリース後にはスタートメニューの廃止が大きな批判を受けた。こうしたミスを犯した理由についてMicrosoftは、「十分な情報調査が行われていなかった」ためだと判断したようだ。その反省として、Windows 10では新たな遠隔モニタリングシステムを導入し、新しいOSの微調整や変更を決定する計画だという(ZDNetWindows9HubSlashdot)。

この遠隔モニタリングシステムでは「Asimov(アシモフ)」というコードネームで呼ばれており、OS開発チームはこれを利用してユーザーのマシン上で何が起こっているかをほぼリアルタイムで見ることができるという。Windows 10のテクニカルプレビューにはすでにこれが導入されているようで、ダウンロードしたユーザーがユニークな使い方をすることにより、「パワーユーザーが遭遇する奇妙なバグを識別する」のに役立つだろうとしている。

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